うつ病のこと うつ病治療のこと 母のこと

自分と他人との区別

投稿日:2016年1月31日 更新日:

SnapCrab_No-0000うつ病を患っている母はいつも「もうダメだ」「どうしたらいいのかわからない」と言います。「なにもできない自分が情けない」と泣くこともあります。

それを毎日のように聞いていると、こちらまでなんとなくそんな気がしてきたり、一緒に落ち込んだりすることもあるんですよね。それは、本人と近い関係であればあるほど深刻になるといいますか、必要以上に入り込んでしまうことがあるように思います。

相手の立場に立って話しを聞くことが大切だといって、そこばかりを尊重しすぎてしまうと相手の感情に飲み込まれてしまうんです。当然、私もはじめはそうでしたし、今でも油断すると同調してしまいそうになります。

母に対してイライラしましたし、世話を焼きすぎて母の自尊心を傷つけてしまったり。それは私が母に甘えている証拠でもあるんですよね。家族だからこその甘え。

「他者」として認識するということ

まずは家族、親子、親友、上司、同僚である前に「個々の人間」として、「他者」として認識する。

そうすれば、「よかれと思って言ったのに」「◯◯のためを思ってやったのに」ということもなくなると思うんです。私は母が自分とは違う存在であることを認識することで、自然と興味が湧いてきて、よく観察をするようになりました。

日々の記録をつけて、時には第三者の立場で母をみて、ときには親子として接することで、母が求めているだろう言葉やすべきことが見えてくるようになってきました。

自分と母が違う内面を持ち、違う価値観で、言葉1つにしても自分が思っていることとは別の意味をもっているのかもしれない。

基本的なことですが、そういうことを想像できないと、多分うつ病や精神疾患の人の心に寄り添うことはできないだろうし、なにより、自分自身もしんどくなると思うんです。

少し話はズレますが、精神科医の泉谷閑示先生が著書の中で、「よい子育てのポイントは何ですか?」という質問に対し、「私は別にクリスチャンではありませんが、マリア様がイエスを育てたようなつもりで育てること」と答えていらっしゃいました。

聖母マリアは、イエスを神の授かりものとして身ごもり、育てたのであって、決して自分の子どもとは思わなかっただろうと想像するからです。

私も別にクリスチャンではありませんが、自分の子供を他者として認識して育てるというのは基本的で大切なことだなと感じました。

そうすることで、親の勝手な願望によってではなく、子供にとって良い方向へ向かっていけるのではないかと思いました。

そしてそれは、うつ病の人と向き合いかた、寄り添いかたにも言えることだと思っています。

コンタクト用

ブログの記事に関すること、情報商材のこと、誰かに話しを聞いて欲しいなどなど、ブログのコメント欄からはちょっと聞きにくいなあというようなことなどありましたら、こちらからご連絡ください。

今現在、うつ病などの精神疾患でつらい方、ご家族にうつ病患者がいる方、どちらでも大丈夫です。なにかお力になれるかもしれません。
内容によってはお答えするのが難しい場合もありますが必ず返信します^^








-うつ病のこと, うつ病治療のこと, 母のこと

Copyright© うつ病の人に家族がしてあげられること , 2019 AllRights Reserved Powered by micata2.