家族がうつ病に!慌てずまずは、こちらを参考にしてください。

Troubled young man talking with elder father

日本では約15人に1人が経験するうつ病

うつ病は、日本では約15人に1人が、一生のうちに一度はかかる病気なんだそうです。

がん、脳卒中、急性心筋梗塞の3大疾病のほか、糖尿病、精神疾患を加えて、5大疾病とされているんですって。知らなかった……。

実際に前の職場でも、精神疾患で次々と長期療養者や退職者が出ていましたし、旦那さんの会社でもそうです。また私自身も軽いうつ病になりましたし、親族にも精神疾患を患っている人が4人もいるわけですから、ほんと、「誰がいつなってもおかしくない」身近な病気ってことですよね。

病気はなんでもそうでしょうけど、うつ病も早期発見できればスムーズに治療が進み、回復も早いといわれています。

「おかしいな」と思ったら

下に周りが気がつく変化をまとめました。ぜひ参考にしていただいて「おかしいな」と思ったら時間をとって話しを聞いてみる、精神科の受診を検討するなどして欲しいなと思います。

【周囲が気づく変化】※出典:厚生労働省「こころの耳」より

  • 遅刻・欠勤:遅刻や早退が増えた、欠勤することが増えた
  • ミスの増加:ミスや事故が増えた。
  • 仕事の能率:判断力の低下、仕事の能率の低下が見られる。
  • 会話:周囲との会話が減った、昼食などでも一人でいることが多くなった、口数が減った。
  • 表情:表情が暗い、元気がない、顔色が悪い。
  • 身体の症状:頭重感、頭痛、めまい、微熱、吐き気などの訴えがあった。

こういったことに周りが気がつくには、普段からのコミュニケーションがとても大切だなと痛感しています。

私の母は、発症したと思われる2003年頃から2010年頃、弟と妹と祖母の3人で生活していましたが(私はすでに家を出て自立)母の心と脳が限界に達して爆発するまで、誰も気が付かなったんです。母と父は別居しており、祖母(母の実母)とは性格の不一致からか、喧嘩がたえず、途中からは介護が必要にもなりました。

結婚するまで同居していた弟も妹もプライベートや仕事のことで精一杯の状態、私は遠方に住んでいて、好き勝手やっていましたから、誰も母のことを見ていなかったんですね。本当に申し訳ないことをしました。

母の日記には当時の苦しい胸の内や、体の不調や異変について書かれていました。誰にも言えず、相談できる人もおらず、悩んで、悩んで、ひとりで苦しんでいたんです。それを読んだとき涙が止まりませんでした。

もちろん原因はいろいろあるので、「何がいけなかったのか」というのは断定できません。自分や誰かを責めたりしても無意味ですし、原因を追求する系の治療も現時点では考えていません。

母がうつ病になった今、もう一度家族のありかたを考えてみるいい機会だと思っています。

大切な人が「うつ病」と診断されたら

うつ病に関する情報は、本やインターネットで簡単に調べることができますよね。

情報があり過ぎて、何を読めばいいのか、何が本当なのか分からなくなりますが、まずは厚生労働省が一般社団法人日本産業カウンセラー協会に委託して運営している下記のサイト、

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「ご家族の方へ」を読めばとりあえずこと足ります。ぜひ一読してみてくださいね。いろいろな情報や噂に振り回されて、不安になったり、時間を無駄にするよりもよっぽど有益です。
以下に、一部を抜粋しましたので参考にしてみてくださいね。

うつ病だろうか?病院に行かせた方がいいのだろうか?

《まずは安心できる場を》

お身体の病気の時と同様に、こころの不調な時も一番大事な基本は「安心して休息する」ということです。こころの不調により「食欲が減った」「元気がなくなった」「口数が減った」「趣味のゴルフに興味を示さなくなった」「ため息が多い」「眠れていないようだ」など今までの行動と違ってきます。これらに対して、言葉だけでなくさりげない気遣いなどが、苦しむご本人にとっては安心感を与え、ご家庭でゆっくり憩いの時間をとることができます。病気への発展を防止するだけでなく、回復力を促すこともつながります。

《話を聴いてみましょう》

ご本人のお話にゆっくり耳を傾けてみましょう。その際に「そんなことはない」など否定せず、まずはご本人が一番言いたいことは何かを理解しようという姿勢が大切です。ただし、ご本人があまり語りたがらない様子が強い時は、無理に聞き出す必要はなく、「話したくなったら」というお気持ちを伝えるとよいでしょう。そっと見守っている、というスタンスがちょうどいいことがあります。

《病院を勧めてみましょう》

様子を見ていても、本人が以前と違う状態が続くようでしたら、病院にいくことを勧めてみましょう。これもお身体の病気と同様で、早期に対応することにより回復も良好となります。その際に「うつ病」などという言葉を使わずに、「疲れが抜けない状態がずっと続いているのが心配」というお気持ちを伝え、初めての受診には付き添って行けるとなおよろしいでしょう。

《精神科や心療内科はなんとなく気が引ける。相談する場所は他に?》

次のような方々が候補になります。ご本人だけでなくご家族もご相談いただけます。

  • 電話などによる無料の相談機関
  • ご本人の職場の産業医、保健師、臨床心理士など(これらの専門家は法律により守秘義務が課せられています。なお、産業医は常時使用する労働者が50人以上の事業場に選任することが義務付けられています。)職場の専門家にご相談される場合は、ご本人の了解を得ることが望ましいです。
  • ご近所にかかりつけ医がいれば、相談していただき、状況に応じ専門家を紹介していただける場合もあります。

うつ病などのこころの病で病院にかかっているが、家族としての対応は?

《病気の理解と基本的な対応》

「治療にはご家族の協力が重要」などといわれますと、大きな責務を感じて、ついつい力が入りがちですが、あまり特別なことを考える必要はありません。一つ一つ言動に気をつけるあまり、ご本人が「まわりに心配ばかりかけてしまっている」と感じさせしまうこともあります。まずは力を抜き、病気の理解からはじめてみましょう。

《原因探しをしない》

「なぜ、この人は病気になってしまったのだろう」「自分たちに何か問題があったのか」など、原因が何なのか家族として大変気になるかと思います。実際は様々なことが関与して特定できないことがよくあります。「今できること」を中心に考えるようにしてみましょう。家族の生活の中で、本人がストレスを感じることがあれば、今は取り除いておくということも大切です。

《励まさない》

このキーワードはご存知の方も多いかもしれません。すでに頑張りすぎて、こころの病になってしまった場合には、励まされることで「もうこれ以上頑張れない」とか「こんなにまわりの人が自分のために気をつかってくれるのに、何もできない自分は情けない」と症状を悪化させてしまうためです。ただ、励ますことが効果的な時期もありますので、その対応の時期については主治医の先生によく相談してください。

《無理に特別なことはしないでおく》

ご本人の元気がないと、「気分転換をさせよう、旅行でも連れ出そう、パーッと飲み明かそう」など家族で考えることもあるかもしれません。しかし、こころのエネルギーが消耗している状態ですと、普段楽しめることは楽しめず、むしろ疲労感を増し、悪化してしまうこともあります。また、こうした気遣いに応えられない自分に嫌悪感を募らせ、自殺のリスクも高まる場合もあります。ご本人が、楽しみたくなる気持ちが湧いてくるのを待ちましょう。

《大きな決断は先延ばしに》

「職場でみんなに迷惑をかけている」など自責的な思いから、退職や離婚などについて口にする場合があります。こころの病では、心理的な視野狭窄ということが起きていて、悲観的な発想しか頭に浮かばなく、その道しか残されてないようにとらえてしまうことがあります。自責な気持ちを汲みつつも、「今はまず健康に留意することを最優先しましょう。その問題は、もう少し良くなったら一緒に考えましょう」と説明してみましょう。

《受診に付き添いはお勧めです》

毎回の受診に付き添う必要はありませんが、一緒に主治医のお話を聞くことで、ご本人のどんな点に気をつけてサポートするといいのか分かることがあります。また主治医に面会しておくことで、ご本人が調子を崩してどうしても通院できないときに、代理で受診して相談することもできます。主治医にとっても家庭での様子をご家族からの客観的な情報が治療の役に立つこともあります。注意していただきたいのは、あくまで「付き添い」ということです。ご本人と主治医の貴重な接点の場ですので、ご家族がしゃべりすぎないようにしましょう。

出典:「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」

うつ病になるとあらわれる体の不調や、医療機関と精神科医の選び方のポイントなどをまとめた「国際疾病分類による うつ病チェックシート」をつくりました。

チェックシートのほか、主治医、受講したセミナー、私の家族の体験や
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投稿日:2016年1月10日 更新日:

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