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「生活保護を受けられない」と思い込まされた。-うつ病の場合-

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日刊SPA!のこの記事を読んで、私の母のことを思い出しました。

【北海道姉妹凍死】死の前に3回生活保護窓口訪れ、門前払いされていた

今年1月、札幌市白石区のマンションの一室で、遺体で発見された40代の姉妹は、生活保護申請が認められず窮乏を極めて亡くなった。姉の佐野湖末枝さん(42歳)は失業中で昨年末に病死(脳内血腫)しており、知的障害のある妹の恵さん(40歳)は姉の死後に凍死したとみられている。料金滞納で電気・ガスも止められ、冷蔵庫の中は空っぽだった。

記事によると、姉の湖末枝さんは体調不良に苦しみながら就職活動や妹の世話をし、
3度にわたって白石区役所に状況を訴えていたそうです。

なぜ姉妹は生活保護を受けられなかったのか。白石区役所は「(本人が)申請の意思を示さなかった」と釈明している。

(割愛)

最後の相談(3回目)のときには、保護の要件として『懸命なる求職活動』が必要なことや、『家賃が高い』ことを伝えています。しかし、これらは申請の条件ではないのです。3回も相談に行っていることや困窮の程度から見ても、姉に申請の意思があったことは明らか。『自分は生活保護を受けられない』と思い込まされてしまい、申請を諦めたものと思われます」(細川氏)

最後の細川氏の言葉「申請を諦めたものと思われます」の部分は憶測になってしまっていますが、
普通に考えて3回も相談に行っているのであれば「生活保護が必要」
と判断するのでないのかと思います。

これ、私の母がうつ病で障害基礎年金の申請について役所へ相談に行ったときに少し似ていて。

母がひとりで役所へ行き、窓口の女性に現状を訴えて受給ができないか相談したところ
(この頃すでに重度のうつ病で、すぐに入院が必要なほどだった)、
「うつ病では申請は難しいですよ」と言われたんですよね。

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今回のニュースほど悪質ではないんですが、母は窓口の女性に「難しい」と言われて、
「うつ病では申請は無理」と思い込んでしまったのです。

結局は私が役所へ付いていき、申請用紙をもらい、申請して、現在は障害基礎年金を受給しています。

申請が通るかどうかを判断するのは役所ではない

当然ですが、役所の方は医者ではありませんし、うつ病について知っていたとしても、
母がどのような状態なのか、家族の負担がどれほどのものなのかは知りません。

役所の方も悪気はないのだと思いますが「うつ病だから障害基礎年金(障害年金)の申請は無理」と
言われても、とりあえず、申請用紙をもらってきましょう。
そして、かかりつけ病院のソーシャルワーカーか主治医に相談してください。

どちらも難しければ、社労士さんに相談することも検討してください。
こちらの記事が参考になるかもしれません。
社会保険労務士に電話やメールで相談したときに聞かれること

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あと、申請や役所での相談などはできるだけ家族が付いていき、どうかサポートしてあげてください。
うつ病の人は、難しい話しを聞いたりするのがものすごく疲れます。
字を書けないこともあります。
考えがまとまらず、自分でうまく説明できない場合も多いので、
可能な限り、聞く、話す、書くのサポートをお願いしたいなと思います。

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